仕事の捉え方は、大きく分けて2つある。まず1つは、とにかく好きなことを、給料や休日など関係なく没頭するというものだ。働くことを人生の中で1番にすることで、身体的にも精神的にも充実できる。プライベートの時間をほとんど働くことに費やす形になるので、特に結婚して子供がいる場合は家族サービスができず、家族の不満が溜まる可能性があるだろう。独身の場合はどのように時間を使おうが問題ないが、家族がいる場合は仕事とプライベートの両立を頭に入れておくことが必要である。
次に、仕事は単なる収入を得る手段だと考えて、とにかくプライベートを充実させるという考えもあるだろう。全ての人が望み通りの働き方ができるわけではなく、その場合は収入だけを考えて働くことになる。プライベートが充実して人生は豊かになるが、業務に対するパッションが薄れてしまう。基本的にはミスなく業務を遂行すれば解雇になる可能性は低く、結果を残しているといえる。しかし、会社から見ると適度に頑張る社員よりも、休日も自己を高める努力をする社員の方が好印象だ。現実問題として、常に業務に関することを考えている人とそうでない人では、前者の方が成長スピードが速くなる。成長すれば社内で上の立場になれる可能性が高くなり、その分収入も上がるだろう。同時に、役職がつけば残業が増えて、プライベートが少なくことも現状だ。働き方の捉え方は人それぞれなので、自分自身がどのような生活をしたいか考えることが大切となる。